いままでは会社に出社して仕事をするのが主流でしたが、コロナの影響により会社に出社することから在宅で仕事をするテレワークに切り替わってきています。
2020年の新語・流行語大賞にも「テレワーク」という言葉がノミネートされました。
テレワークとは会社に出社しないで自宅などで働くことをいい、このような新しい働き方を『ニューノーマルな働き方』といいます。
ニューノーマルとは以前とはまったく違う状態、新しい状態を意味します。
いままでの常識にとらわれず、今後は子どもと一緒に行う『子連れテレテレワーク』がニューノーマルな働き方になるかもしれません。
子どもと一緒にテレワークは可能なの?

子どもが小学生以上なら可能です。
小学生にもなれば「ママはいまお仕事をしてるからこの時間まで少し一人で遊んでてくれるかな?ごめんね」と言うことで、ママの話が伝わります。
子どもはママが仕事をしているそばで遊ぶことができるので、基本的にひとりでも問題はありません。
ママが仕事の合間に、声をかけてあげたり、気にしてあげることで子どもは安心します。
たまに気分転換を…というときは、デイユースホテルの子連れ利用がおすすめです。
テレワークの場所を自宅からデイユースホテルに変えることで、ママも子どももリフレッシュでき、マンネリ化したテレワーク時間を楽しむことができます。
コロナ禍のなか、子連れのテレワーク応援プラン等が各ホテルから出されているので、ぜひ調べてみてくださいね。
デイユースホテルを利用する際は、子どもの好きなお菓子やおもちゃなどを用意してあげてくださいね。
子連れテレワークの実態メリット・デメリット
実際に子連れテレワークをしている筆者視点で、メリット・デメリットに感じることをお伝えします。
メリットは体調不良の子どもと一緒に過ごせること

いままでは体調不良の子どもを、後ろ髪を引かれる思いで病児保育にあずけていたママがいるかもしれません。
しかし子連れテレワークなら子どもが体調を崩してもすぐに病院に連れて行ってあげられます。
看病をしながら仕事もできるのでママも安心ですよね。
「子どもと一緒にいてあげたいのに仕事に行かなければならない」「子どもに寂しい思いをさせてしまって申し訳ない」「体調不良の子どもを預けるのは罪悪感を感じてしまう」そんなママの心の葛藤を子連れテレワークなら解決してくれます。
出社をしていたころは、子どもの体調が悪くても休みが取りにくく休みの連絡をすることがとてもストレスだったママも多いのではないでしょうか。
また、勤務中に「子どもが熱を出したからお迎えにきてほしい」と保育園からお迎え要請が入れば、周りに頭を下げながら早退した経験もあるのではないでしょうか。
しかしテレワークならそのようなストレスからも解放され、ママは気分的にラクになります。
デメリットは思うように仕事がはかどらないこと

小さな子どもがいる場合は、どうしても子どもに手を取られてしまうので思うように仕事がはかどりません。
仕事に集中しようとしても、隣で「ママー」と呼ばれてしまったり、少しでもかまってあげないと泣かれてしまったり。
子どもはかまってほしくて気を引くためにいたずらをしたり。
なかなかママのペースでは仕事ができないですよね。
かまってあげられないことでママの心もつらくなってしまいます。

仕事がはかどらないときの解決方法

つらくなったときは育児も仕事も完璧にこなそうとしないでくださいね。
子どもが泣いたらいったん手を止めて抱きしめてあげてください。
「ママー」と呼ばれたら笑顔で返事をしてあげてください。
話しかけられたら、「あとにして」と言わずに話を聞いてあげてください。
そうすれば子どもはママが愛してくれていることを実感し安心します。
大人でも無視をされたら傷ついてしまいますよね。子どもも同じです。
少しだけ仕事の手を止めて子どもと向き合ってみませんか。
抱きしめてあげられる時間も本当に一瞬です。
「あのときもっと抱っこしてあげていればよかった」「抱きしめてあげればよかった」と後悔しないためにも、ママは子どもとの時間を大事にして過ごしてくださいね。
子どもはママの愛情で心が満たされると、子どもの方から自然と離れていき一人で遊びはじめます。
また、寂しくなったらママの愛情を求めて「ママー」といってやって来ます。
ママの愛情で心が満たされれば、かまってほしい攻撃やママの気を引くためのいたずらもだんだんと減り、ママも仕事がしやすくなります。
子連れテレワークでママも子どももハッピーに
子どもの成長はあっという間です。
子どもとの時間を大切にしながら仕事もできる子連れテレワーク。
メリットもたくさんあります。
ママも子どももハッピーになれる新しい働き方が今後どんどん普及し、いつか子連れテレワークがニューノーマルな働き方から、ノーマルな働き方として社会に認められる時代がやってくるかもしれません。
子連れテレワークが定着すれば、ママがいま以上に輝くことができる優しい社会になっていくのではないでしょうか。
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