
新型コロナウイルスの感染拡大によって世界中の人々が、これまで当たり前に行ってきたことが、当たり前ではなくなるということを経験しました。コロナ禍のいま、助け合うことの大切さや支援を必要としている人がいることを意識するきっかけになった方も多いのではないでしょうか?
何か自分にできることはないかと考えても、「社会貢献」や「寄付」は少しハードルが高いと思うかもしれません。
そこで今回は、コロナ禍のいまだからこそ自宅でできる社会貢献活動を5つご紹介します。
ほんのかけはし

ほんのかけはしは、自宅や会社にある読み終えた本を宅配便で送り、本の買い取り総額が寄付されるという「認定NPO法人かものはしプロジェクト」が行う社会貢献活動です。
世界で子どもの人身売買が行われていることを受け、「子どもが売られない世界をつくる」ための活動をしています。
参加方法
- 読み終えた本を集めて、段ボールに入れます。
5冊以上まとめて送る場合は、送料無料です。
本は、ビジネス・医学・法律・IT・美術・デザイン等の専門書や参考書・問題集などジャンルは何でもOK!DVDやゲーム、CDでも買取してもらうことができます。 - Webフォームで必要事項を記入し、集荷の手配を行います。
電話で申し込むこともできます。
その場合は、申込用紙をホームページからダウンロードして必要事項を記入の上、申し込みを行います。 - ヤマト運輸が集荷にきます。
- 買取総額がかものはしプロジェクトへ寄付され、支援につながります。
https://www.kamonohashi-project.net/book/
こども宅食応援団

ブランド品宅配買取サービスで有名な「ブランディア」が、新型コロナウイルスの感染をきっかけに始めました。買取金額の一部を活用し、生活の厳しい子育て家庭に定期的に食品を届ける活動です。
参加方法
- ブランディアのホームページから宅配買取を申し込みます。
- 査定結果に同意したときに、買取金額の一部を寄付することができます(金額は1円~任意で設定可能)。
https://brandear.jp/request/kit_pt1?pid=vpwitf
クラウドファンディング

クラウドファンディングを利用して社会貢献を行うことができます。クラウドファンディングとは、インターネット上でやりたいことを発表し、賛同してくれた人たちから資金を集める仕組みです。
クラウドファンディングのプロジェクト内容は、「動物保護」「新規事業立ち上げ」「子どもの貧困」などさまざまです。自分が賛同したいプロジェクトを見つけて支援することができます。
クラウドファンディングサイトには以下のようなものがあります。
- READYFOR https://readyfor.jp/
- CAMPFIRE https://camp-fire.jp/about
参加方法
クラウドファンディングサイトから、自分が賛同したいと思うプロジェクトを探します。
プロジェクトごとに金額は異なりますが、ほとんどの場合数千円~支援することができます。
認定NPO法人フローレンス
病児保育事業などを行う認定NPO法人フローレンスは、「障害児保育問題」「赤ちゃんの虐待死問題」「子どもの貧困問題」に積極的に取り組んでいます。
その他にもひとり親支援をはじめ、経済的に厳しい家庭に食品や日用品等を定期的に届ける「こども宅食事業」や「被災地支援」も行っています。

参加方法
フローレンスのホームページから寄付の方法を選びます。寄付する金額を1ヵ月1,500円~3万円の範囲で選択し、クレジットカードで送金します。
毎月定額を寄付する方法だけでなく、1回のみ寄付することも可能です。

YAHOOネット募金

YAHOOネット募金は、クレジットカードやTポイントを使って募金をする仕組みです。
災害支援、コロナ禍における医療現場への支援、動物保護団体など多くのプロジェクトがあり、自分が支援したいものを選んで募金することができます。
参加方法
YAHOO!JAPANに登録し、ログイン完了後から募金することができます。
クレジットカードで募金する場合は100円から、Tポイントなら1ポイントから募金することができるので、誰でも気軽に社会貢献ができます。
自宅で気軽に社会貢献活動ができる時代
「社会貢献活動」と聞くと、高額な寄付金や大量の支援物資を提供することを想像していまい、自分にはできないと思いがちです。しかし、そうした社会貢献は企業や著名人だけが行う時代ではありません。
いまでは誰もが自宅で気軽に社会貢献ができるようになりました。
社会貢献をすることで、世界や日本が抱える社会問題を学ぶことができます。個人で行う社会貢献活動は些細な意味しかないことのように思えても、一人ひとりが社会貢献を意識した行動をとることで、とても大きな変化をもたらすことができます。
女性ならではの視点で社会貢献活動を行うことで、より女性が生活しやすい社会につながる可能性もあります。
ぜひ、自分でもできそうだな、支援してみたいなという団体を探して社会貢献を始めてみましょう!
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